食生活の違い

結婚してから数年後の話です。

夫『前から思ってたんだけど、おかず多くない?』

私「そうかな?3〜4品って普通だと思うけど」

夫『最初は新婚だから張り切ってたんだと思ってたけど、ハルには普通なのか。実家では大抵おかずは1品だけだったなぁ。で米食うの』

私「あー…。おかずを多く作るのは、私がお米嫌いだからかもしれない」

夫『!?米が嫌いな人っているの?』

私「なんか臭いが嫌…。独身の時は大抵炊き込みご飯か混ぜご飯にしてたなぁ。味付きご飯を出すと、君がなんだか食べづらそうにするから最近は全然出さないけど」

夫『特に肉は白米と食べたいなぁ』

私「私はおかずだけでいいなぁ。漬物も漬物だけで食べたい」

夫『いつもごはんおかわりしないから心配してたけど、嫌いだったのかぁ〜』

普段は、肉好きの夫の好みを考えてコッテリした肉料理を1品(ステーキ、からあげ等)、野菜の冷菜を1品(ゴボウの中華漬けや即席ピクルス等、野菜にしっかり味付けするのは私の好み)、野菜の温菜を1品(煮物、野菜炒め等)、卵・豆料理1品(チリコンカン、冷奴、茶碗蒸し等)を1品、といった調子で作ってます。主菜はごはんが進むよう濃いめ、副菜はごはんなしでも食べられる程度に薄味に作ります。2人が満足できるような献立作り。

他には、私がキノコが嫌いなのに対して夫は大好きなので、意識してキノコを食卓に並べるようにしています。好みを優先して作ってると『最近キノコが足りない』とツッコミが入るので慌てて味噌汁に投入したり餡掛けにして豆腐にかけたり。スーパーでもついうっかりキノコを買い忘れるので、夫が追いかけてきて買い物カゴに入れてきます。

自宅が夫の職場から徒歩数分のところにあるので、仕事に比較的余裕があるときは中抜けして一緒に食卓を囲めるのが幸せです(それもそんなに頻繁にあることではないのですが)。