お金が好き

財務・金融の勉強をしています。

もともとお金が好きで、お金持ちとまではいかなくても、老後にお金を気にしなくて済む程度には欲しいなと思っているうちに、財務や金融に興味を持ちました。

こういった学問は、基本的に市場や企業を相手とするので、家計のお金を増やす意味では役に立ちません。けど、お金のことを考える上で参考にはなります。

 

お金を殖やすには、働くことが一番手っ取り早いのですが、失業した時に全くお金が入ってこなくなるリスクがあります。収入の途をいくつか持っておくことが大事です。

共働きも一つのリスクヘッジになるので、我が家は共働きです。同業種なので、リスク分散の観点からは、いずれどちらかが異業種へ行った方がいいのですが、年を取るとそれもなかなか難しく、踏み切れていません。

他には投資があります。投資一本で暮らしていけるほどになるには、まずは相当お金を持っていないと難しいですが、お金を貯めながら、いずれ本格的に投資にも挑戦してみたいと思っています。

というのは、父が長年不動産投資をしているのですが、最近成功しつつあるからです。転勤族だった父は、勤務地のあちこちで居住用物件を買っては、転勤の度に売っていました。市況を見て売るわけではなく、辞令が出たら売っていたのですから、当然儲かりません。ですが最近は、投資用物件を市況を見ながら売買しているのでなかなか成績が良いようです。

父は「若いうちから投資を始めなさい。長くやればやるほど儲かるから」とよく私に言っていました。その割には儲かっていないように見えたので、長年投資には懐疑的だったのですが、収入がひとつでも多くあればいいなと最近は思うようになったので、少しずつ投資を始めています。

残念ながらあまりお金を持っていないので、時々外貨を売り買いするだけに留まっていますが、それだけでも学ぶことは多くあります。嬉しいのは、経験がある程度は役に立つことです。つまり、年を取っているほど有利ということです。仮に経験があまりなくても、過去のデータはいくらでも探せますし、いくらかの経験則は本で学ぶことも出来ます。学んだことや経験したことが次第に血肉になっていくのが分かるので、生涯の趣味としては最高の部類に入るのではないかなと思います(趣味、としているのはまだ全然儲かってないからです。いずれはメインの収入の一つになればなと願っています)。