発音の悪さは饒舌さでカバーできます

滑舌が悪いので、英語でも日本語でもしょっちゅう聞き返されます。何度も重なると帰りたくなります。しかし毎回帰ってもいられないので、何とかならんもんかと発音矯正の授業を取ったりと出来ないなりに足掻いてきました。

そのうち分かってきたのが、「喋ってる時に発音のことなんて気を配ってる余裕ねーわ!」という当たり前の事実です。習ったとおり舌の位置を意識したりしていると話している内容まで気が回らなくなってきて、却って伝わりづらくなります。

それでどうしたのかというと、とにかく喋るようにしたのです。「ハンバーガー下さい

」で伝わらなかったら、「ハンバーガーって、あれね、パンに肉挟んであるやつ。メニュー表に3って書いてあるやつのセットで!1、2、3の3ね。バンズはトーストしてね、全粒粉がいいな。ピクルスは多めで。レタス無料で足せますか?」といった具合に相手の反応を見ながらどんどん言葉を足していくのです。そのうち『こいつハンバーガーが欲しいのか』と伝わるようになります。

あとは、「えー」とか「あー」とか唸って相手の注意をこちらに向けてから話し始めると聞き取ってもらいやすくなります。

ネイティブも同じようにしているので変な対策ではないはずです。今日も元気に日本語訛りで話しています。