ネットがあって良かったと思うとき

ブログ内で散々人嫌いを公言しているので意外に思われるかもしれませんが、オフ会が出来るようになったことです。

押しが強くない性格(図々しくはあるんですが)なので、普段他人と接するときにはどうしても当たり障りのないことを第一に行動してしまいます。

例えば、ある小説にものすごく感動して誰かと分かち合いたいと思っても、億劫さが先に立ってしまって薦めることができません。おかげで何でも一人で楽しむ癖がついてしまいました。

けれどもネットでは、トピック毎に人と繋がることが出来ます。ある作家の本について語り合うというオフ会に出席した時は、もちろんですが全員がその作家のファンで、感想を好きなだけ喋り、他の参加者の感想を聞いて大いに楽しみました。とても嬉しい体験でした。

他にも、一定人数以上での予約が必要なレストランにネット上で有志を募って行ったり、すごくマイナーな名所を旅行したりしました。友人や知人が相手だと、どうしても付き合わせてしまっている負い目があって思い切り楽しめませんが、参加者全員が自身の意思で参加しているイベントだと遠慮なく興奮を分かち合えて気持ちが良いです。その場その場の付き合いなので負担も軽く、私にはネット上の付き合いが合っているなぁ、と思います。インターネット様様ですね。

余談ですが、私の職場では色々なサークル活動のようなものがあります。良く言えば優しい、悪く言えば神経質な職員が多いせいか、出入り自由です。毎回律儀に誘ってくれますが、断っても全く嫌な顔をされません。とても居心地が良いです。