コンプレックスの解消法

若い頃はコンプレックスの塊でした。周囲には気の持ちようだ、というようなことをいわれましたが、どんなに「思うほど私は悪くない」と言い聞かせてみても無駄でした。ありのままを肯定、といったスピリチュアルな概念を受け入れづらかったせいもあります。認識を甘くしたところで問題は何も解決していない、と考えがちだったのです。

現在はあまりコンプレックスはありません。気の持ちようでは直らなかったので、具体的に一つひとつ潰していきました。

例えば、胸が小さい・目が二重でないという外見上の悩みは整形…ほどは思い切れなかったので、補正下着を買ったりアイプチを使いました。学歴が低いのは大学等へ通って解消しました。服装に自信がなかったときには他人に選んでもらいました。仕事での能力不足は虚心坦懐に指摘を受け入れながら解決していきました(これは、途上ですけど)。

コンプレックスがないと、とても楽です。解決のために行動するたび、自信もつきます。なので、やはりコンプレックスは根元から絶たなければ解消したとは言えないのではないかな〜と思っています。

 

余談

コンプレックスを持っている人間との付き合いづらさをよく分かっていたので、夫にはコンプレックスが薄い人を選びました。彼は外見上の悩みもありませんし、経歴にも満足しているようですし、内面に抱えている闇のようなものもありません。挫折経験がなく何でも出来てしまうため共感能力に欠ける点は玉に瑕ですが、話すときに気遣う必要がないのでとても楽です。夫の育ちの良さに救われています。