犯罪報道に接するときにいつも思うこと

子どもいなくて良かったなぁ…。

もし私の子どもが被害者だったら、なぜ死なせたと責められますし、加害者だったら、家に落書きされたり仕事を辞めざるを得なくなったりします。必ずしも自身の責任でないことで人生が変わっていくのは耐えられません。

夫や親族が犯罪者になってしまっても同じことが起こりますが、もう長い付き合いなので、犯罪に手に染めるほどバカではないと信頼できます。ですが、絶対に私の子どもは罪を犯すという根拠のない確信がなぜだかあるのです。大体の子どもは犯罪と無縁で育つ、だから私の子どもも大過なく過ごすはずだと思い直してみても、わざわざ面倒の種を背負いたくないなぁと思ってしまいます。

夫とふたりで、なるべく社会に迷惑をかけずにちんまりと過ごしていきたいです。それ以上は私の手に負えないという感じがします。


映画『少年は残酷な弓を射る』予告編 - YouTube

少年犯罪のニュースを見るたび、この映画を思い出します。母親って、辛い職業です。