生け花

就職した際、一般職は秘書になる可能性もあるのだから出来るようになっておくと良いと生け花の師範をしている親戚に勧められ、生け花をしばらく習っていました。

勤めていた会社は先生が通ってきて活けてくださっていたので結局は不要な習い事でしたが、楽しかったです。何が楽しかったかって、稽古の後に親戚の旦那さんからエアガンの手解きを受けたことなんですが。正座して大人しく花を活けた後、エアガンを打ちまくるという変な時間でした。

小原流という流派を習っていたのですが、生け花というよりフラワーアレンジメントみたいだなという印象を持っています。割と現代的な流派で、でもマニュアルはきちっとしていたのでその通りにすれば美しく仕上がり、私には合っていました。

通うのがしんどいという理由であまり身につかないまま止めてしまいましたが、今でも花を活けると褒められたり、自身でもなかなか美しく出来たなと自画自賛できるので、習っておいて良かったなぁと思います。

夫が生花を嫌うので家では飾りませんが、一人暮らしの今はちょくちょく花を買っては楽しんでいます。イギリスは割に生花が安いので良い気晴らしになります。