テロの心配より大事なこと

フランスでのテロや日本人人質殺害やらがあったせいで、色々な方から気をつけてね、と言われます。

いや、気をつけてどうにかなるもんじゃねーし。

スリやひったくり、強盗等の通常の犯罪に対してはある程度予防が可能ですが、テロを個人レベルで予防できる方法って何かあります?不安ばかり煽って何かいいことあるんでしょうか。

それにテロが原因の死傷者数って、年間何人ですっけ?イギリスでは今年は0人です。日本でも(国内では)0人。交通事故については、死亡者数に限ってもイギリスで約3,500人、日本で約4,000人もいます。普通に考えて、テロにビクビクするより交通事故に気をつけた方がいいんじゃないんでしょうか。テロが怖いと怯えるより、交通法規をしっかり守って周りをよく見て生活する方が生き残る確率は上がります。

テロを防止するのは国の仕事です。私は彼らを信頼して普段通りに過ごしてます。

 

余談

日本大使館からメールが来ていたので転載します。有用な情報をくれるので、留学・赴任中の方々におかれましては在留届を提出することをおすすめします。また、旅行者の方々におかれましても、日本大使館の場所と電話番号を控えておくとトラブルに巻き込まれた時に役に立ちますよ。

頭ではわかっていても、ついついおろそかにしてしまいがちな点について、以下のとおり記述しましたので、この機会に改めて再確認して下さい。

○常にアンテナを張って
 日頃からテレビ、新聞・雑誌やインターネットを通じた情報収集に努める。
→事前の情報に乏しいと、いざというときに不安を増幅させ、冷静な対応が出来ず(噂やデマに惑わさる)、かえって危険

○連絡手段の再確認
 ・携帯電話の充電は毎日の習慣に!
 ・何かあった時の連絡は、早めに→何か起きると、電話やネットが繋がりにくくなる。
 また、連絡が取れないと家族や同僚は巻き込まれたのでは?と心配する。

○その日の行動日程の共有
 上記連絡手段を補うものとして、その日の行動日程について家族や所属先と共有に努める。

○目立たない
 当地は様々な人種の人たちが住んでいるので、日本語であっても公の場(レストランなど)での言動に注意→政治的な話や特定の国や民族、宗教、習慣、文化などについて大声で話さない。

○周囲に注意を向ける
 人が多く集まる場所を訪れる際には、周囲にも注意を払うようにする。また、一つの場所に不必要に長居しない(待ち合わせ場所の選定等にも注意)。