イギリスの大学寮の冷暖房

12月に入り、いよいよ寒くなってきたので暖房をつけました。

寮には備え付けのヒーターがあります。ガス式が主流ですが、私の寮は電気式です。寮は大抵光熱費が家賃に含まれているので使い放題ですが、電気式のはラジエーターがついており、ある程度暖まったら勝手に切れてしまいます。点けなおそうとしてもラジエーターが落ちたままなのかすぐには点きません。日本の暖房に慣れた身には少し不便です。でも、寮は備え付け以外のヒーターを使うことを禁止しているので(多分どの学校も同じです)、我慢しないといけませんね。ガス式だと暖房が切れてしまうということはないようです。

ただ、建物の断熱が日本とは段違いに良いので、暖房が無くても部屋はほんのり暖かいです。窓から冷気がちょっと入ってくるかな?という程度。フラットメイトの男の子は暖房をつけず薄着で過ごしているので、男性にはちょうどいい温度かもしれません。私は暖房をつけて、毛糸の厚いお尻まで隠れるカーディガンを羽織って生活してます。

夏はというと、寮には冷房が入っておらず、建物の構造から風が通りにくく部屋に熱気がこもりやすいです。断熱性があだになってます。

今年の夏は結構暑かったので、部屋にいることができず、しょっちゅう散歩に出かけてました。イギリスの夏は暑くなったといえど湿気が少なく、風はひんやりしてます。体感気温は部屋の中よりずーっと涼しいです。

真昼はそれでも暑いですが、レストランやお店でも冷房が入っている店は多くないので、本格的に涼みたければ、「air-conditioned」と書いてあるカフェか、ショッピングモール、デパートに行きましょう。でも、外歩きが本当に気持ちいいのでエアコンは恋しくなりませんでしたね。こういう気候がオープンカフェ大好きな国民性を育んだのにも納得がいきます。