イギリスの大学寮ってこんな感じ

今日は疲れているのに眠れなくて、学内をぐるっと散歩してきました。夜中でも安心して歩けるのが学校の良いところですね。改めて寮のありがたみを感じたので、備忘がてら書いておこうと思います。

私の大学は、やや郊外にあり、広さは日本の大学と同じくらい(上智などの都心の大学よりは大分大きいですが、京大等の地方の大学と比べるとやや小さい)です。キャンパスの内外に学生寮がまとまって建ってます。

コーポに毛が生えたような小さなものから、学部棟とひけを取らないくらい大きいものまで、色々な学生寮があり、抽選で割り当てられます。風呂トイレキッチン共用のものと、キッチン共用のものの2種類あります。

私の部屋は、シャワールームとトイレが部屋についていて、キッチンのみ共用のタイプです。クローゼットと棚、書棚、コルクボード(どの大学寮にもついてますが、使うんでしょうか?)、机、冷蔵庫、ベッドが備え付けられています。だいたい10畳くらいあります。部屋の広さは寮によってまちまちで、人気のない寮は狭くて家具の配置も悪いです。幸い、私の寮は比較的新しく、ベッドの枕元にも照明と暖房のスイッチがついているなど設備も行き届いています。

共用のキッチンは広くて、ダイニングテーブルもついています。共用スペースは毎日掃除をしてくれるので、いつもピカピカです。共用の冷蔵庫がなく、料理するたびに部屋から食材を持ってこなければいけないのが面倒ですが、共用の冷凍庫がとても大きいのはまとめ買いに便利なので気に入ってます。

買い物は、大学付近にいくつかスーパーがあるほか、学内にも小さなスーパーがあるので、ちょっとした買い物なら学内で済んでしまいます。夜中まで空いてるので非常に便利です。もちろん学食もあります。珍しい設備としては、バーやクラブでしょうか。図書館も結構遅くまで空いてます。

授業が終わる時間以後は、学校の門はほぼ閉じられます。警備員が巡回するので、学内はとても安全です。

日本人の私としては、学生に黒人が少ないのに、掃除夫や警備員は軒並み黒人なのが少し気になりますが(日本だと学生もスタッフも日本人で格差を感じたりはしませんが、肌の色でくっきり分かれていると居心地の悪いものがあります)、寮は清潔で安全だし、教室にも近いしで言うことありません。

写真は寮の近くの小川です。近所には牧場もありますし、のんびりしたいいところです。

f:id:sawahashi18:20141017091905j:plain