都条例で子どもの声を規制除外へ

東京都が、子どもの声を騒音から適用除外するそうです。

時事ドットコム:「子どもの声」騒音にあらず=環境条例改正へ−東京都

ドイツでは、国全体で既に導入されている法令です。過去に、訴訟に負けて閉鎖する幼稚園や保育園が多かったからだそうです。都もその類の訴訟が最近目立っているので、ドイツに倣った形になります。教育施設の近隣にお住まいの方には気の毒ではありますが、良い条例なんじゃないかと思います。裁判で負けないとなれば、働くお母さんにより便利なビル内保育所等が増えるでしょうし。

世の中が寛容になることはいいことです。寛容になれない人は、防御策をとれば良いだけのことですから。

 

寛容でない大人である私自身は、子どもがほとんどいない(どころか、人がほとんどいない)ビジネス街のど真ん中に住んでいます(日本での話です)。道を歩いていても子どもを見かけることがほとんどないので快適です。

これまであちこち住んできた経験から、ロビー吹き抜けのあるマンションは、ロビーで遊ぶお子さんの声がだだ漏れになるので避けるようにしてます。吹き抜けのある物件って、他の階の騒音も筒抜けなのでつらいんですよね。同じ小節ばかりを繰り返すピアノの練習とか、地味に神経に障ります。また、間取りも2LDKより大きいプランのある物件は×。

外出せざるを得ない時は、なるべく徒歩圏内で用が足せるように考えます。公共交通機関はあまり使いません。夫も私も歩くのが好きなので、運動がてらどこへでも歩いていきます。

また、外出先は単価が高いところを選べば、生活する上でも特に不都合はないです。イオンやファミレスには行かなくなりました。買い物は路面店で済ませ、食事は10人も入ればいっぱいの小料理屋で摂ります。そういう場所を選んでいると、子どもだけでなく、マナーの悪い大人を見ることもなくなります。経済力を付けて良かったな、としみじみ思う瞬間です。