母性本能が満たされてしまう

子どもが嫌いだけれど、母性、というか他者にキュンとする、守ってあげたいと思う気持ちは持ち合わせています。

母性が満たされなさすぎると、子どもなりペットなりが欲しくなるのかもしれませんが、現状満たされまくっています。夫が可愛いんですよね。

私にしがみついていないと寝られなくて、夜中にトイレに起きようものなら追いかけてくるところとか。

好物を作ると喜ぶところとか。

すぐにドヤ顔をするところとか。

手をつなぐとニコッとするところとか(ひどい惚気だ…)。

見た目はむくつけき30代のオッサンですが、私には小型犬並みに可愛い存在です。

なんというか、仕草のひとつひとつが、「子どもの理想的な部分を抽出した」ようなんですよね。決して私の気分を悪くさせるような稚気は見せないし、迷惑もかけません。芦田愛菜ちゃんとか寺田心くんと暮らしているような感じです。

こういう理想的な子どもを演じてくれる存在と暮らしていると、ますます本当の子どもはいらないかなぁ…という気分になってきます。