【映画感想】ショーシャンクの空に

古い映画です。名前はよく聞いていたものの未見でした。

刑務所に冤罪で収監されてしまった元銀行員の話なのですが、最初は酷い目に遭わされていたのが、次第に税務会計知識を買われ、身の安全と一定の自由を得るようになります。人は、財産や身体の自由を奪われても、心や知識・経験を奪われることはないと教えてくれる、とても勇気付けられる話です。そういった方面の仕事をしているせいか、特に励まされました。

ユダヤ人や国家破綻を経験した国々の出身者は、おしなべて教育熱心です。頭にしまってあるものは取られないと熟知しているせいでしょう。修羅場を経験した彼らの知見には学ぶところがあると思っているので、以前からコツコツ勉強しています。

平和な時も困難な時も、考える力は頼りになります。考え続けることはあまり楽しい作業ではありませんが(時々は楽しい)、勉強に疲れた時に観るとやる気が湧く映画です。